債務者のメンタルヘルス
相談者のメンタルヘルスについては、非常に重要な問題です。
日本人の自殺者数は、この6年間は年間3万人を超えており、尋常ではない事態になって
きたと、危惧しております。
当事務所は、ライフワークとして、自殺問題に真剣に取り組んでおります。
とは言いましても、なかなか簡単に解決できるものではございません。
精神科医と連携を組むなりして、精神面と、実質面(借金など生活環境)を、一緒に解決していく
方法が良いのではないかと考えられます。
東尋坊にある、NPO団体に自殺防止を水際で実践されている方がいらっしゃいます。
「ちょっとまて、おじさん」という評判の方です。
その方への取材を通じて、自殺志願者の実態などを解明していくつもりです。2008.12.26![]()
![]()
以前、大阪府八尾市で、3人の老人がヤミ金の強烈な督促に苦しみ、電車の
線路にしゃがみ込みそのままひかれたといういたましい事件がありました。その事件
をきっかけに、ヤミ金にかかわる法制度が見直される重要なきっかけになりました。
事務所へ相談、受任された中45名ほどからアンケートを実施したことがあります。
その中で、自殺や夜逃げしかないと回答した方は全体の70%にも及んでいました。
もし、債務者が精神疾患に罹患していた場合は速やかに心療内科や精神科を受診す
べきです。精神疾患は、放置していて完治する場合もありますが、えてしてそうでない場合
の方が圧倒的に多いようです。
夜眠れない、気分が晴れない等の症状が続く場合は、直ぐに心療内科等を受診しましょう。
投薬によりかなり症状は改善するはずです。
今、まさに業者からの督促にあっている、そして上記の症状に悩まされている場合は、
直ぐに事務所に相談して下さい。とにかく、業者からの督促を止める必要があります。
一番大切なのは身体と精神です。貸金業の督促は、業として行われていることを覚えておいて下さい。
貸金業者の督促は精神と身体を確実にむしばみます。ブラックにのる等という安易な理由で債務整理
をしないというのは愚の骨頂です。
事務所に依頼すれば、督促は嘘のように止まります。止まらなかった例は一度もありません。
事務所に依頼すれば借金が止まる理由は、貸金業者の中で担当部署が移動するからです。(また、法律で定められているからです。)
![]()
残念ながら、実際に受任した後に、失踪や、不幸にも自殺した方がかおられます。
事務所に委任し、業者からの督促も無くなったはずであるのに、なぜに命を絶たれたのでしょうか?
その理由は未だもって判りませんが、一般的に言えることは、次の通りです。
@業者からの度重なる督促により、精神的に追いつめられていた。その後藁をもすがる思いで
事務所を尋ねた。その後相談、受任を経て業者からの督促が無くなる。
精神疾患上、鬱状態と考えられる場合は、ストレスが一旦軽くなり、ホッとした時に強い自殺願望
として現れることがある。
A逃避行動としての失踪も上記と同じと考えられる。
![]()
「借金の解決は必ず出来ます!」。
全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会(東京・神田)が、こう呼びかける看板を山梨県・富士山ろくの青木ヶ原樹海入り口に設置して1年余。
24時間の相談電話番号も併記して、自殺を図ろうとする人を瀬戸際で助ける試みだ。これまでに少なくとも29人が救われたという。
千葉県の運転手の男性(44)が樹海に入ったのは、昨年11月半ば。持病が悪化して昨年6月に会社を辞め、車上生活を余儀なくされていた。消費者金融の借金は150万円に膨らみ、家族とも疎遠。足は自然と樹海に向かった。
約2週間さまよい、死にきれず、保護された警察官から、同協議会に相談してはどうかと言われた。
「話を聴いてもらえますか」。恐る恐る電話した男性に、相談員は「大丈夫。やり直せます」とキッパリ。その一言で「助かるかも」と思った。警察官がポケットマネーで電車賃を出してくれ、同協議会へ向かった。
だが、野宿続きで衰弱し、右足の一部が壊死(えし)していたため神田駅で倒れた。駅に迎えに来ていた相談員が119番通報し、都内の病院へ運ばれた。現在は生活保護を受け、リハビリを続けている。退院後は、自己破産などの方法で債務を整理し、再就職を目指す。
再起の青写真が描けるのも、法律家と連携する同協議会の支えがあるからという。「あの電話が、人生をやり直すきっかけになった。福祉の職に就き、今度は自分が人助けできないか」。今はそう考えている。
事務所のマスコットは不苦労(ふくろう)です。 